2023年1月中旬に私→子供→夫の順番に家族全員がコロナに感染しました。
時間経過は以下のとおりです。
1日目夕方 母である私微熱
2日目朝 検査の結果陽性
夜 母呼吸困難で救急車を呼ぶ(搬送はなし)
深夜 息子発熱(38.7度)
3日目朝 息子検査の結果陽性(一日中熱38度後半)。旦那も同日に陽性。
深夜 息子(40度超える)
4日目朝 息子平熱になる。
今は家族全員後遺症もなく元気です。
息子の初めての発熱だったので、親の私たちも経験がなく、息子の発熱中は体調が急変したらどうしようととても不安でした。
息子の症状や私たちが行ったその対応などを綴っていきます。
検査→薬をもらうまで
息子の発熱後、私が検査キットを受け取ったコロナの診療・検査医療機関の病院に電話し、息子の抗原検査とPCR検査のキットを受け取りました。
抗原検査は鼻に綿棒のような棒をいれて粘膜を採取する検査、PCR検査は唾液を採取する検査でした。
検査の綿棒は大人と同じサイズ。ものすごく痛そうでした。
抗原検査で数分で陽性とわかったため、医師の判断の元PCR検査は行いませんでした。幼児は大人のように自分で唾液を出せないため、綿に唾液を含ませてから絞って採取するようです。
陽性結果を写真に納め病院に連絡。病院との連絡は、すべて病院の院長とショートメールか電話で連絡を取り合う形式で、即レスで対応いただいていたのでとてもスムーズに進みました。
コロナの診断を受けたあとに、息子のかかりつけ病院に電話にて連絡。症状を伝えると薬を処方してくれました。電話後2時間後には病院と連携している薬剤師さんが自宅前まで薬を届けてくれました。
病院の費用についても、完治後の支払いでOKとのことだったので、一切、家を出ることなく薬をいただけて本当に助かりました。
息子の症状
主な症状は、発熱、下痢、軽い咳
深夜の授乳の際にいつもよりぐったりしていたので、計測すると38.7度の熱。
その後、約2時間おきに下痢の症状。
熱があり苦しいのか、1~2時間おきに起床。
強く泣く元気がなく、寝返りもできず、仰向けのまま苦しそうに唸っていました。
最高40度まで上昇するも、発熱から30時間後には平熱になりました。
その後後遺症として2週間程度は嘔吐しやすい、食べ物を飲み込みにくい、便秘の症状がありました。
※後遺症については記事終盤にまとめています。
実際に行った対処方法
基本的に行ったことは、通常の発熱時と同じだと思います。
私たちにとって一人目の子供、初めての発熱だったので、不慣れで色々と検索しながら手探りで対応しました。
子供が苦しそうにしていても親ができることはそう多くはありません。。。
子供の回復力を祈るばかりです。
私たちが行ったことを以下にまとめました。
- 高熱を下げるため、とにかく鼠径部をひやす
- 離乳食は中断。下痢の症状があったため、脱水にならないよう授乳回数をいつもより多く
- 掛け布団を調整、汗をかいたらこまめに着替えさせる
- 子供をしっかり観察する。変わったことがあれば、起こった時間や症状をメモをしておく
高熱を下げるため、とにかく鼠径部をひやす。
一日目は38.5度~39度後半の熱でした。
かかりつけの医師によると赤ちゃんの熱が高いだけの症状は、それほど問題ではないとのことでした。
解熱剤が届くまでの間、首、足の付け根、脇の下などの鼠径部を冷やすように教わりました。
赤ちゃん用の冷えピタを2~3時間おきに張替えました。
40度近い熱が出ているときは冷えピタではすぐに熱くなってしまうので、ガーゼで包んだ保冷剤を脇などに当てるほうがよく冷やすことができます。
離乳食は中断。下痢の症状がある場合は脱水対策の為、授乳回数を多くする。
1日に6回ほど下痢の症状があり脱水が心配でした。
完全母乳の6ヶ月の息子は、通常約4時間おき1日5回の授乳回数。
ですが、この時は約2~3時間おき1日8回授乳していました。
しっかりおしっこがでていれば、脱水は心配ないとのことです。
息子はまだコップなどから水分を沢山とるのが難しかったため、すべて授乳で水分を与えました。
そのため、発熱中の母も脱水にならないよう、子供の分までとにかく沢山の水分を取る必要があります。
子供をしっかり観察。変わったことがあれば起こった時間や症状をメモする。
急変した際にスムーズに医師に状況を伝えられるよう、体温や計測時間、排便の回数、嘔吐の回数などをアプリ上に記録していました。
また、高熱がでる時は、熱性けいれんが起こりやすいため注意が必要でした。つねに観察を怠らないようにしていました。
掛け布団を調整、汗をかいたらこまめに着替えさせる
解熱剤を使用すると熱が一気にさがります。人は熱が下がる時に暑く感じ沢山汗をかき、熱が上がる時には寒く感じるようです。それにあわせて掛け布団を調整したり、汗をかけば着替えさせました。
困ったこと、事前に準備しておけばよかったこと
下痢で解熱剤(座薬)が出てきてしまう
解熱初めの発熱から24時間後の深夜には40度以上の熱がでていました。
病院で処方された座薬を入れるものの下痢のため何度いれても数秒~1分程度ですぐ出てきてしまい困りました。
座薬は通常30分程度で効果がみられますが、熱が下がらない為もう一つトライ。でもまたも同じ結果になってしまいました。。。
仕方なく諦めて様子をみることに。幸いにもよく眠ってくれて、翌朝には自力で平熱まで回復!
高熱を出して体の中でウイルスと戦ってくれたおかげで、結果的には家族の誰よりも平熱に戻るのが早かったです。
発熱から平熱に戻るまでは約30時間でした。
ネットで調べたところ「入れたあとに数分間、お尻を押さえておきましょう。」とありましたが、暴れる息子のおしりを数分間抑え続けるのは正直無理すぎました。
「数分!?数秒じゃなくて!?」と夜中にテンパりながら声出して突っ込むくらいに
全くできなかったので、ある程度やってみてできなかったら諦めるのが大事だなぁと思います。
子供の負担にならない程度にやるのがよいです。
自分や子供の保険証・診察券・母子手帳の場所を家族に共有しておくこと
息子が発熱する数時間前、私が40度近い熱の中、子供のお世話をしていたのがよくなかったようで、過呼吸に。全身がしびれて動けなくなり、救急車を呼ぶことになってしまいました。
結果的に搬送されることはなく、救急隊員の方の処置のおかげで症状はよくなりましたが、旦那が私の保険証などの必要なものを探すのに苦労したようです。
通常時の収納場所なら把握してくれていましたが、直前に使用しており、探すのに手間取りました。
症状が急変することも想定して、いつも以上に場所の共有をしておくべきだったなと反省しました。
これを踏まえて、「指定の場所を作ること」と「使用後はすぐ指定の場所にしまうこと」を徹底するようにしています。
赤ちゃん用の解熱剤を常備しておくこと
息子が熱をだしたのは深夜。赤ちゃんに使用できる解熱剤が家にありませんでした。
深夜に空いている薬局に旦那に駆け込んでもらい、市販の薬(シロップ)を購入しましたが、効果はなく。
結局、座薬が手元に届いたのは発熱から12時間後になってしまいました。
薬局にも探せば座薬の解熱剤がありました。
急な発熱に対応できるよう備えは大切です。
子供の後遺症について
解熱後1週間から2週間程続いた症状がありました。(今も続くような長い後遺症はありません。)
・胃の調子が悪く、嘔吐
・離乳食を飲み込むことが以前に比べスムーズにできなくなった
・5日間&6日間の便秘
胃の調子が悪く嘔吐
解熱の2日後から少量の離乳食を再開しましたが、全量嘔吐したため停止。
解熱から1週間程度は母乳だけの場合でも吐いてしまうこともありました。
結局、離乳食を再開するまでには1週間程度かかりました。
様子を見ながら、消化の良いお粥などをいつも以上に柔らかくしたものから始めるようにしました。
離乳食を飲み込むことが以前に比べスムーズにできなくなった
離乳食開始からちょうど1ヶ月目にコロナにかかり、約1週間はほとんど母乳でした。
そのせいかコロナ後、一時的に飲み込むことがスムーズにできなくなりました。
やっと離乳食に慣れてきたところだったのに、母乳ばかりの1週間で飲み込む筋肉が衰えてしまったのかもしれません。
なかなか、口を開いてくれず、離乳食が進みませんでした。
スムーズに食べられるようになるまで、約2週間ほどかかりました。
離乳食が進まなくても焦らず、そうゆう時期だと受け止めてあげてください。
今思えば、子供本人も食べたい気持ちはあるのに食べられず戸惑っていたんだと思います。
数日後には以前よりも沢山食べるようになりました。
5日間&6日間の便秘
解熱後1週間後から5日間の便秘に。5日目の夜に浣腸し排便。
その日から、今度は6日間の便秘になりました。
機嫌が良くおならが出ている場合は、便秘でもそれほど心配はいらないとのことです。
様子を見て過ごしたところ、6日間便秘の後は通常通りに戻っています。
高熱により一時的に腸内の善玉菌が死滅してしまったのかもしれません。
便秘解消によかった食べ物
・オートミール
・さつまいも、じゃがいもなどの根菜
特にオートミールは、便秘解消に一番役に立ってくれたと感じています。
お粥より食物繊維・鉄・カルシウムなどを摂取できるすぐれものです。また、味があるからか、パクパク食べてくれるのが嬉しすぎました!
私は水を加えて1分程レンジでチンするだけで食べれるものを使っており、作るのも楽です。
使ったことがない方は、価格もお手頃なのでぜひ1度使ってみてください。離乳食で初めてオートミールを食べたましたが、お気に入りになりました。おすすめです。
まとめ
いろいろと書きましたが、
結局のところ子供が熱を出していても、親ができることは少ないと思い知らされた1週間でした。
病を治すには最終的には子供の回復力に頼るしかないように思います。
ただ、コロナについては大抵の場合、子供は軽症で済むことが多いようです。我が家でも子供が一番はじめに熱が下がりました。
そのため家族全員が感染した場合、親の私たちが早く回復できるように努めることが大切だと感じました。
どうか早くコロナがなくなりますように。
以上!ありがとうございました!
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